2月9日に、車いすバスケットボール女子日本代表選手であり小金井市観光大使でいらっしゃる小田島理恵選手と、車いすバスケットボール女子日本代表のキャプテンとして長年ご活躍された多智利枝さんにお越しいただき、車いすバスケットボールの体験授業を行いました。

初めに、お二人の話がありました。多智さんからは、突然歩行ができなくなり握力が0になったこと、リハビリを続けて少しずつ握力が戻ってきたこと、自動車の運転ができるようになった(一人で動けるようになった)ことから、「同じことを繰り返すとよいことがある。コツコツ続けることが大事。頑張っていると誰かが応援してくれる。」と教えてくださいました。

小田島選手からは、22歳の時のけがで全く動けなくなった時に、「人にお願いしてよいこと、人に頼ってよいこと」に気付いたことを教えてくださいました。

お二人の話は、中学生になる子供たちに、努力することの大切さ、困ったときに人に頼ること、頑張っていれば誰かが見守って力になってくれること、などエールを贈ってくださいました。

車いす体験では、乗り方の練習、小田島選手と鬼ごっこ、そして4分間の車いすバスケットボールの試合をしました。障害があってもなくても一緒に車いすバスケットボールを楽しむことができ、   心の距離がなくなっっていくことを感じました。