12月16日に、1年2組において体育(E ゲーム)の研究授業を行いました。

この公開授業は、東京都多摩教育事務所主催の指導主事研修会(2年次)としての授業でもありました。体育の専門性の高い本校教員による授業を、多摩地区の指導主事の先生方と共に参観できたことは、本校の教員にとっても貴重な学びとなりました。

授業のねらいは、次の3点です。

〇鬼遊びの楽しさや喜びに触れ、優しいゲームができるようになること。

〇簡単な規則を工夫したり、攻め方を選んだりするとともに、考えたことを友達に伝える。

〇鬼遊びに進んで取り組み、規則を守り、誰とでも仲良く運動したり、勝敗を受け入れたり、場や用具の安全に気をつけたりすること。

 

攻めは、ラクビ―ボールをもってゴールラインに向かって走ります。守りの鬼は腰に付けたタグをとります。ゴールまでに鬼にタグを取られたらスタートからやり直しです。ゴールラインまでタグを取られなかったら得点できます。

子供たちは、よい動きを考え、その動きの工夫を発表し、互いに認め合い、自分の動きに生かします。「ずっと動いていたら抜け出せる。」「鬼がだれかの動きを止めているすきに走り込む」、「鬼の足元をみて動く」など、子供たちなりに得点するために動きを考えていました。

45分間を集中して学習に臨む1年2組の子供たちの姿には、体力向上だけでなく、できるようになりたいという意欲や、友達と声を掛け合う仲間意識、ルールを守る、片付けをきちんと行う規範意識など、様々な成長が見られました。